慢性腎不全、血液透析を行っている50歳代女性の患者さん 【困難事】 水を飲まないようにしたいけれど、それがなかなかできない。透析中に足がつってしまうのがつらい 【生きがい】 2人の子供の成長 生きがいと困難事を連結すると… 元気な身体でいるために、適正な除水量で透析を行う。 【活用した技法】 ステップ・バイ・ステップ法とセルフ・モニタリング法 【行動目標】 2時間毎に水分摂取していたため、飲水を3時間毎にする。 【結果】 ・行動目標の各週の達成率:1週目-0% 2週目-42.8% 3週目-28.5% 4週目-85.7% ・患者様の感想:行動記録表をつけても(飲水量に)変化は感じなかったが、 表がなかったら飲水量について考えることもしなかったと思う。 【看護師の感想】 患者様の行動・考え方を変えることの難しさを再認識した。 しかし、困難事を明らかにする為に、患者様から本当の気持ちを聞きだす力が 自分には不足しているということが分かった。 |