群馬大学大学院保健学研究科 岡研究室
講師 恩幣宏美 Onbe Hiromi
経歴:大津市民病院付属専門学校卒業後、関西京都・滋賀で13年臨床で看護師として勤務
(ICU、循環器・心臓血管外科病棟、血液浄化部)。
その間に通信大学へ編入し、その後滋賀医科大学大学院で看護学修士を修得。
現在は群馬大学大学院博士課程の学生であり、群馬大学医学部保健学科の講師です。
研究テーマ:慢性疾患患者(糖尿病・腎不全・心疾患)の患者教育に必要なアセスメントツールの開発
レディネスや態度を活かした患者教育の開発
研究内容:食事管理の必要な患者様への患者教育を中心に研究しています。
特に、患者さんが食事管理を行いながらも、食事が楽しいと感じられる支援について取り組んで
います。患者様が看護者に対し、実際の食事管理の現状を、「私はこうやっています」と伝えに
くいと思います。そのため、患者様のご自宅に伺って食事管理場面を直接観察する研究手法を通
して、患者様の現状やニーズにあった効果的な患者教育を行うべく研究を行っています。
趣味・特技:スキーが大好きで、毎年行っています。
また、昨年主人の影響で普通2輪の免許を取ったため、子育てが落ち着いたら
バイクにもチャレンジしたいです。
一言:生まれも育ちも関西京都の私がなぜここ群馬大学にいるのか。
これはたまたま5〜6年前に滋賀県であった透析看護セミナーに
岡先生が講師としてお越しになられていたとき、勇気を持って声をかけたことから始まります。
「透析看護が好きで、患者さんが好きで、だからいい看護と研究がしたいのです!」と
一生懸命お話したことで岡先生に名前を覚えていただき、群馬まで来ることになりました。
勇気を持って岡先生にお話したことで私の人生が変わりました。
さらに、EASEプログラムと出会い、実際に患者さんに実施した時の疑問が
現在の研究テーマに繋がっています。
最初はなかなか面倒だ、無理かもしれないと思っても、
勇気を持ってアクションを起こしてみることが、患者さんへの効果をもたらすだけではなく、
自分自身への効果にも繋がることがあるのです。
皆様、慢性期看護、透析看護について一度お話してみましょう!
様々な疑問、質問などメールいただけましたらとても嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします!
助教 茂木英美子
[研究テーマ]
なかなか研究に取り掛かれずにいますが、今年こそ・・!と思っています。COPD患者と家族の相互作用を明 らかにすることで、家族支援に生かせるような研究をしていきたいです。
[研究について]
患者さんの気持ちを理解することは看護師にとって重要なことです。
何故なら、心身辛い状況にある患者さんを支援するためには、
患者さんがどんな思いでいるかを知ることが必要だからです。
それを分かっていながらも、理解できずに怒りや悲しみを患者さんに対して抱いてしまった
自分の経験をもとに、修士論文は「患者の言動に対し否定的感情を抱く看護師の思考の特徴」を
まとめました。得られた結論は、看護師の思考によって、
自己に向けられる否定的感情と患者に向けられる否定的感情が生じる、ということです。
ただ、感情は、患者と看護師の関係性やその時の状況等、場面背景の影響が大きいと思います。
感情に焦点を当てていくことの難しさと、患者理解に役立つ研究につなげていくことへの難しさを
感じている状態です。
色々悩みはありますが、せっかく与えられた機会を十分に活かして、誰かの役に立てるよう努力します。
[ひとこと]
今まで、仕事内容は「動く+話す」でしたが、今は「パソコン操作」が中心です。
目の疲れと肩こり、下肢 の浮腫みとお腹のたるみ。すでに様々な体の変化を実感しております。
当面、いかに運動を生活に取り入れるかが課題です。
事務 國下富士子
岡研究室で事務を担当しています。変わった苗字のため聞き間違われ率90%。靴下と呼ばれた過去も
あります。本当はクニシタです。
HPを悪戦苦闘しながら更新しています。見苦しい点がございましたらご意見や、アドバイスいただけたら
嬉しいです。
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