行動変容プログラムの共通留意事項
医療従事者がまずしなければいけないことを振り返ってから、
患者様の行動変容に取り組みましょう。
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患者様の問題についての情報収集とアセスメントを的確に行う
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患者様の自己決定を重視する
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面接法を習得した介入者が患者様と面接することが望ましい
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行動変容の目標を決定する前に医療的対処は適切かどうか確認する
まず、患者様の問題について、十分な情報収集とアセスメントを行い、何が問題なのかを明らかにしてから、行動変容プログラムを活用することが大切です。
また、患者様とセルフケアについてプランをたてる場合には、患者様の自己決定を重視し、患者様が自ら気づき、決定するのを待ちます。この場合、援助を行なう医療スタッフは、面接法を習得していることが望ましいといえます。
さらに、体重管理がうまくできない患者様のドライウエイトは適切かなど、行動変容の目標を決定する前に、医療的対処の適切性を確認する必要があります。